「それは置いといて、闇の森のこと、知ってんでしょ?愛梨。」
冷夏が軌道矯正した。
「イエス。知っています。ですが、私がこの体のため、入る事は厳しいです。」
「どういう意味だよ?」
「あなたには、学習能力無いのですか?脳は筋肉で出来てるのですか?」
ふざけんなよ…!!
「愛梨がいねぇとダメってことだろ?」
愛梨は拍手した。
「流石ですね。やはり筋肉で出来てないようです。」
怒りはMAXになりそうだ…。
「愛梨。どうすんのよ?」
愛梨はチラッと冷夏を見た。
「言うまでも無いです。突破しなければなりません。」
「どうやってやんだよ?」
「…蓮。大変です。」
何がだ?
「歌使い手…ピクシーが現れたようです。」
何だと?!


