「話には関係無いが…愛梨の声が聞こえんだよな…。」


「やだぁ!?幽霊?」


叫ぶ沙紀。


「違う!そこに居るわよ。」


冷夏の指差すところには、立っている愛梨。


「愛梨!!逃げたのか?」


「ノウ…。魂だけです。」


「タマシイ?」


「…分かりませんか?霊魂の魂と書いて魂です。」


「んな事はしってんだよ!!何で魂だけなんだよ?」


「闇の龍に囚われそうになったからです。あの龍は好みません。」


はああ?!