私の執事




「儀式…聞いたことあるわ。」


俺は沙紀を見た。


「闇龍…よね?行き先は闇の森。そこしか無いわ。」


闇の森…?


「でも、行き先を知ってるのは、私と愛梨だけ。」


「…いいのか?愛梨で…。」


「うん…愛梨の名前を隠した私が悪かったの…。愛梨を取り戻したいんでしょ?」


俺は頷く。



「今の沙紀様では、行けませんよ。」


俺たちは、後ろを勢いよく見た。