引っ越して来たキミ 〜私とキミの物語〜

「うん、そーだね。帰ろっか!」
アイナと私は立ち上がった。

ヒロに手を振ってるアイナを置いて階段を降り始める。

「ナツ〜!待って〜。今日どっか行く?」
アイナが後ろから追いかけて来た。
「アイナの好きなとこ行こ。」
私は後ろを向いて言った。

………え?

思いっきり誰かがぶつかってきた。
「ってぇな!誰だよ!」

前を向くと知らないヤツが立っていた。

「あ、ごめん、急いでて。」

急ぐってヒロと待ち合わせ?
ホモ同士かよ。

そんなことを思ってるうちにそいつは行ってしまった。

「ナツ、大丈夫??」
アイナが駆け寄ってきた。
「大丈夫だけどあいつ誰?」
「んー、見たことない人だった。」

アイナも知らないらしい。
ま、いいか。

「気を取り直してアイス食べに行こ!」
アイナは言った。