引っ越して来たキミ 〜私とキミの物語〜

私の過去の話。

中学の入学式が終わり、家に帰ろうとしたとき。

「ちょっと。城野ナツ。」
誰かに呼ばれた。
振り向くといきなり…

パシンッ

叩かれた。

「誰だよ」
私は聞いた。

「先輩にその口の聞き方ないでしょ」
「ここ、目立つからつれてこーぜ」

そう言われ、私は薄暗い所に連れて行かれた。
入学したばかりだからここがどこかわからない。

「お前さぁ、その髪の色何?」
一人が聞いてきた。

「地毛ですけど?」

このときの私の髪の色は茶色。緩いウェーブがかかってるけど巻いてもないし染めてもない。

「だから口の聞き方悪いんだよ!」

肩を思いっきり押され、床に尻もちをついた。

「ってぇな。うぜぇんだけど」

「まじ生意気。半殺しにしよーぜー。」

その先輩達はキレたらしく私の腹を蹴ったり殴ったりしてきた。


「あー、もー無理。」
私はつぶやいた。

「もう限界です。許してください。って言って土下座しろよ。」

誰かが言った。

「そーゆう意味じゃないし。お前らになにされたって感じねぇし。」

「やってみろよ。もうボロボロで立てないくせに。」

ばかみたい。殺してやる。

「いーよ。」