りある♡プリンス





次の日。



「高橋さん、ちょっと」


「はい…?」




お昼休みに担任に呼び出しを喰らい、職員室に連れて来られた。




先生は机の前に椅子を出し「座って」とあたしを促した。




…あたし、なんかやらかしたっけ?

全く心当たりないんですが。




先生が口を開いた。





「高橋さん、転校するのよね?」


「…え?」




…て、転校ですと?


全くの初耳ですけど!!




「霧沢さんて方から電話が来て、高橋まひるさんは丘の緑高校から霧沢学園に転校しますって」


「はい?!」



なにそれなにそれ?!

知らないんだけどそんなの!!





「…それに、明日で最後だって」


「はい?!?!」




なになに!? どーなってんのこれ!?




「高橋さんは知らされてないの?」



あたしは首を縦にぶんぶんと振る。




「…おかしいわねぇ…。知らせてあって、しかも本人も承諾済みだって聞いたんだけど」




先生、それ真っ赤な嘘です!


あたし全然知りません!!




「んー…じゃあ、その霧沢さんに確認してちょうだい」


「…は、い」





あたしは、重すぎる気分のまま教室に戻った。





…あんにゃろう……


なに勝手に、転校します、なんて言ってるんだ!!