波「南変わったね。昔はそんなんじゃなかった。正直者で、嘘がつけなくて、いっつも大口開けて笑ってて、いつも優しかった。何で?何でそうなっちゃったの?」
南「俺はハルちゃんが思ってるような奴じゃねーよ。」
どうゆう意味?
南「俺はハルちゃんが憎かったんだ。いつもいつもあいつの一番はハルちゃんだった。ハルちゃんと出会ってからのあいつは嫌いだった。ハルちゃんが入ってからの黒蝶も嫌いだった。お前が来たからあいつは死んだんだ!!お前さえいなかったら、あいつは、隼人は死ななかったんだ!!」
返す言葉がない…。
隼人は私が殺した…私が隼人を…
血…?
どうして…どうして、私…。
手が血だらけなの…?
あ…いや…いや…隼人…隼人…いや…
波「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
私はそこで意識を失った。
夢を見た。
とても幸せな夢。
蘭、優、志真兄、南、愛都、歩夢、私、そして隼人がいて…みんな笑ってた。
私が隼人と出会ったのは今から5年ほど前だった。