和「はる?」


波「…あ、カズ。」


和「何かあったの?」


波「何もないよ?」


和「…そう。はるが何もないって言うなら信じるよ。」


カズのこうゆうところが嫌いだ。


バカ2人とは違って勘が良くて、全部見透かしてるような所が嫌い。


『そうゆうことにしといてあげる』って言ってるようで真底嫌になる。


秋「はる!紫稀さん何て!?仕事!?仕事の話しだった!?」


波「ただの痴話話だよ。」


秋「ちぇー。つまんねー。」


流「ねみぃ…。」


波「じゃ、帰ろっか!」


カズがずっとこっちを見てるのには気づいてる。


でもね、カズ達には関係ないことなの。


合わさないよ。


目を合わせたら君はまた真実に近づくでしょ?


2人みたいに騙されててよ。


私の真っ赤な嘘に、もうしばらく騙されたフリをしてて。


いずれ全て話すから。