波「紫稀さんがうち来いだってー。行く?」


秋「マジ!?宴会!?」


波「宴会らしいよ。」


秋「行く行く!」


波「カズとルイわ?」


和「行かないって言っても強制でしょ?」


琉「毎度のことだろ。」


そりゃ、ごもっともです。


何百回と強制的に宴会に参加させられたことか…。


波「ま、まぁさ!うん。とりあえず行こっか。」


和「そうだね。」


秋「宴会!酒!飯!」


琉「…。」




私達はまだ知らなかった。


こうやって皆で笑っていられるのも後少しだということに…。

さっきの奴らがこれからの前兆だとも気付かずに…。


何も知らずに呑気に笑ってた…―――。