3人ともハッとした顔をして殺気をしまった。
3人が怒ったからか知らないけど女の子達は道をあけたまま呆然としていた。
波「行こっか。」
3人は無言で私の後ろについてきていた。
女の子達にイライラしてるの?
それとも青龍?
ってどっちもか…。
秋「ムカつく。女も青龍も。」
和「今回は秋に同感だね。」
琉「ああ。」
秋に同感なくらいってどんだけイラついてんですか…君達は。
殺気はなくなった…いや、さっきよりは酷くないけどカズのニコニコはなくなったし、ルイは普段と変わりなく戻ったし、さっきよりはマシだよね。
琉「この学校の女子ブラリ入り決定。あと青龍も。」
和「ハルの悪口言うとか本当ありえないね。」
秋「女ども殴っとけばよかった。」
波「そんなことしたら黒蝶クビだからね。でも…怒ってくれてありがとう。」
そう言うと3人の殺気はなくなった。
私がいくら自分の悪口や文句言われても怒らないのはね、いつも3人が怒ってくれるからなんだよ。
本当に、ありがとう。

