改めてよく考えてみたら、黒蝶ってすごいんだねー…。
そんなとこの総長って……―――
凄く大変じゃん!!
私なんかが総長でいいわけ!?
波「ねぇ!!」
秋「どうしたんだ?」
3人は、いきなり大声をあげた私に注目した。
波「あのさ、よくよく考えてみたらさ、黒蝶ってすごいよね。」
和「だろうね。なんせ未成年だけで世界No.1だからね。」
秋「それがどおしたんだ?」
波「そんな凄いとこの総長が私なんかでいいの!?」
和.秋.琉「「「……」」」
や、やっぱり私じゃ不服だよね!?
喧嘩は黒蝶の中で一番強いけど、女だし短気だし未成年だし女だし…。
何で今まで気付かなかったんだろ…。
ってか何で言ってくれなかったわけ!?
和「バカ?」
秋「ってか今更じゃねーの?笑」
琉「二年総長やってて今更そんなこと言う奴初めてだわ。」
和「就任式やったよね?」
琉「やったな。」
秋「そん時反対の奴いたっけー?」
和.琉「「いないね。(いねぇな。)」」
ひたすら3人で会話した後に6つの目は私に向けられる。

