南…。


私を恨んでたなら、もっと早く言ってほしかった…。


恨んでるなら…あの頃から恨んでたなら、私にあんな笑顔を向けてたのは嘘だったの?


あの優しさも嘘?


ううん、嘘じゃない。


たとえ嘘だったとしても、私は嘘じゃなかったって信じるよ。


波「カズ、パソコンとって。」


和「はい。」


波「ありがとう。」


出てこないとは思うけど、一応調べとくか。


南を裏で操ってるのは誰?


『プープープー――ガッ』


波「っ!」


『―これとれてる?大丈夫じゃね?あーあーあー、よくここまで辿り着けましたね。でも、あなたはバカです。いずれわかるよ。その時まで大人しくしててね。長くね?そうかな?なげぇよ。うーん、って早くきってきってバツンッ―プープープー――――』


秋「何それ…」


琉「ハル、何ハッキングしたんだよ…」


和「いきなりこれは、怖いね…」


私を含め、この部屋にいる全員が驚いていた。


うん、自分でやったけど、流石にこれは驚いたよ。