1ヶ月後、愛都の計画は現実のものとなった。
目の前には隼人と愛都が立っている。
他に立ってるのは志真兄、優、蘭、20人程の下っ端、そして歩夢だけだ。
地面には200近い下っ端と愛都と歩夢の所の幹部達が気絶してる。
愛都はもう、ボロボロ。
どう考えたって、愛都と歩夢に勝ち目はない。
歩「愛都、もう止めよっか。このまま続けても負けは見えてるからね。」
そう言いながら隼人に近づく歩夢。
不適に笑いながら隼人に近づく歩夢。
危ない、とわかっていても声が出ない。
歩「ねぇ、隼人?もうさ、死んでよ。」
言葉と同時に隼人の腹部に飛び込んだ歩夢は歪んだ笑顔を見せながら私を見た。
波「隼人っ!!」
一瞬で崩れ落ちた隼人からは血が溢れてきた。

