宝物〜絆〜

 自分の部屋に戻った私は、やる事を済ませて布団に入る。

 なんか今日は色んな事があったよな。

 茜や唯と和解して、大樹と来週の水曜の事を話して。帰りに大樹んとこに報告に来た鏡司と一緒に秀人をやった奴らに絡まれて、流れで鏡司も秀人の部屋についてきた。

 その時に、言い方は悪いけど、バカ西は金がある限り、いくらでも駒が居る事が分かった。しかもバカ西にとってはどうでも良い、ただの捨て駒だろう。

 まっ金で動くような奴は、大した事ねえだろうけど。

 んで、その後バイト行って帰ってきたら、今日の事を秀人に話して来週水曜の事を報告した。

 とても一日であった事とは思えねえ。

 秀人、本当は今日の事どう思ってんのかな。納得いかねえだろうし、余計な心配かける事になっちまったよな。

 それに来週水曜の事も、どう思ったか気になる。

 当然、本心から納得してる訳じゃねえのは分かる。本当にこれで良いんだろうか? 秀人の気持ちをもっと考えて動くべきなんじゃねえのか?

 本人が居ないのに、私が自問自答しても答えなど分かるはずがない。

 後で秀人にもう一度話をしてみよう、と心に決めてから、思考を一時中断して携帯を開いた。

 そこで新着メールがある事に気付く。