単車に乗っている時の風は何とも爽快で、吹き付ける風に身体の中まで洗われているような感覚になる。
その心地良さを全身で感じながら、今度、秀人にどっか連れてってもらいたいな、と考える私。大樹や鏡司を見て、こいつらも一緒にみんなで遠出するのも良いな、とも思いながら。
風の音とエンジン音、そして排気音に聴覚を支配される中で妄想に耽って(ふけって)いると、徒歩でも行ける距離にあるバイト先にあっという間に到着した。
「んじゃまた後で。ありがとな」
送ってもらった事にお礼を言って単車を降りる。
「おう。帰り迎えに来てやれねえけど、絡まねえように気をつけろよ」
大樹が振り返って答えた。
つか、絡まねえようにって聞こえたのは聞き間違いか?
「ハハ。確かに美咲なら絡まれる心配はなくても絡む心配はあんな」
鏡司が笑いながら口にした発言により、どうやら聞き間違いではない事が判明した。
「誰が絡むか、ボケ。おめえらこそ絡むんじゃねえぞ」
私は怒鳴って反論する。
「おお恐っ。雷が落ちる前に行きますか。んじゃ、後でな。まあ、冗談は抜きにしてマジで気をつけろよ。さすがにさっき来たばっかで来ねえとは思うけどよ」
大樹は真顔になって私の頭を二度ポンポンと叩いた。
その心地良さを全身で感じながら、今度、秀人にどっか連れてってもらいたいな、と考える私。大樹や鏡司を見て、こいつらも一緒にみんなで遠出するのも良いな、とも思いながら。
風の音とエンジン音、そして排気音に聴覚を支配される中で妄想に耽って(ふけって)いると、徒歩でも行ける距離にあるバイト先にあっという間に到着した。
「んじゃまた後で。ありがとな」
送ってもらった事にお礼を言って単車を降りる。
「おう。帰り迎えに来てやれねえけど、絡まねえように気をつけろよ」
大樹が振り返って答えた。
つか、絡まねえようにって聞こえたのは聞き間違いか?
「ハハ。確かに美咲なら絡まれる心配はなくても絡む心配はあんな」
鏡司が笑いながら口にした発言により、どうやら聞き間違いではない事が判明した。
「誰が絡むか、ボケ。おめえらこそ絡むんじゃねえぞ」
私は怒鳴って反論する。
「おお恐っ。雷が落ちる前に行きますか。んじゃ、後でな。まあ、冗談は抜きにしてマジで気をつけろよ。さすがにさっき来たばっかで来ねえとは思うけどよ」
大樹は真顔になって私の頭を二度ポンポンと叩いた。

