鏡司は座ると同時に火を消して次の煙草に火をつけた。
「んで話戻すけど、どうやら中西は金で人を動かしてるみてえなんだよな。お前らんとこに最初に行った奴らはゲーセンで声かけられたんだとよ」
珍しくどことなく疲れた表情で話す鏡司。
金曜に来た奴らを怒鳴っている時の鏡司の顔が頭を過ぎった。人の上に立つってのも、想像以上に大変なんだろうな。色んな意味で責任とかついて回るし。
「はあ。やっぱあのバカ……」
大樹が独り言のようにボソッと呟いた。
言い方からすると大樹は気付いていたように聞こえる。そういや昼休みに話した時も金持ちの道楽だとか何とか言ってたな。
「何、それも気付いてた訳?」
鏡司は視線だけ大樹を見て、煙が大樹にかからないように上に向かって吐き出した。
「俺が知る限りでは、あいつが何か言って無償で動くようなツレは居ねえし。可能性として金じゃねえかな、とは思ってたんだよ」
大樹は大雑把に自分の考えを話す。
「つか随分と詳しいみてえだけどさ。中西とお前らの関係って?」
鏡司の質問に対し、大樹は今までの流れを簡単に説明した。
「んで話戻すけど、どうやら中西は金で人を動かしてるみてえなんだよな。お前らんとこに最初に行った奴らはゲーセンで声かけられたんだとよ」
珍しくどことなく疲れた表情で話す鏡司。
金曜に来た奴らを怒鳴っている時の鏡司の顔が頭を過ぎった。人の上に立つってのも、想像以上に大変なんだろうな。色んな意味で責任とかついて回るし。
「はあ。やっぱあのバカ……」
大樹が独り言のようにボソッと呟いた。
言い方からすると大樹は気付いていたように聞こえる。そういや昼休みに話した時も金持ちの道楽だとか何とか言ってたな。
「何、それも気付いてた訳?」
鏡司は視線だけ大樹を見て、煙が大樹にかからないように上に向かって吐き出した。
「俺が知る限りでは、あいつが何か言って無償で動くようなツレは居ねえし。可能性として金じゃねえかな、とは思ってたんだよ」
大樹は大雑把に自分の考えを話す。
「つか随分と詳しいみてえだけどさ。中西とお前らの関係って?」
鏡司の質問に対し、大樹は今までの流れを簡単に説明した。

