秀人の部屋の前に着いた私は、ふと自分の手に視線を落とす。
このまま行くのは微妙だな。それに気付いてなかったけど制服にも若干、返り血が飛んでいる。
「わりぃけど先、行っててくれ。手洗ってくる」
せめて手だけでも洗ってからが良いと思い、二人に断って自分の部屋に入った。
手だけ洗うつもりだったけど、制服に付いた血も気になって、結局は着替えも済ませて軽く手洗いして洗濯機に放り込む。
弁当箱も流しに出して、やる事を一通り終えた私は、鏡司に買ってもらった飲み物と携帯、煙草を持って部屋を出た。
「あれ? 先に行ってなかったんだ」
部屋を出ると、二人はまだ玄関の前に居た。
「いや、手洗うだけだと思ってたから」
手を洗うだけだと思っていた大樹は、私が戻るのを待っててくれたらしい。
「わりぃ。服にも血が付いてたし洗濯したくて」
まさか待っててくれてるとは思わず、呑気に着替えやら洗濯やらやり過ぎた。二人に悪い事したな、と思っていると、再び大樹が口を開く。
「やっぱ美咲も秀人の前では女だな」
大樹はニヤニヤしながら私を見た。
「なんだそれ。行くぞ」
大樹がどういうつもりで言ったか分からないけど、あまりに恥ずかしくて顔が熱くなり、私はそれをごまかすようにそっぽを向いてインターフォンを押した。
このまま行くのは微妙だな。それに気付いてなかったけど制服にも若干、返り血が飛んでいる。
「わりぃけど先、行っててくれ。手洗ってくる」
せめて手だけでも洗ってからが良いと思い、二人に断って自分の部屋に入った。
手だけ洗うつもりだったけど、制服に付いた血も気になって、結局は着替えも済ませて軽く手洗いして洗濯機に放り込む。
弁当箱も流しに出して、やる事を一通り終えた私は、鏡司に買ってもらった飲み物と携帯、煙草を持って部屋を出た。
「あれ? 先に行ってなかったんだ」
部屋を出ると、二人はまだ玄関の前に居た。
「いや、手洗うだけだと思ってたから」
手を洗うだけだと思っていた大樹は、私が戻るのを待っててくれたらしい。
「わりぃ。服にも血が付いてたし洗濯したくて」
まさか待っててくれてるとは思わず、呑気に着替えやら洗濯やらやり過ぎた。二人に悪い事したな、と思っていると、再び大樹が口を開く。
「やっぱ美咲も秀人の前では女だな」
大樹はニヤニヤしながら私を見た。
「なんだそれ。行くぞ」
大樹がどういうつもりで言ったか分からないけど、あまりに恥ずかしくて顔が熱くなり、私はそれをごまかすようにそっぽを向いてインターフォンを押した。

