「秀人もそうだけどさ、大樹も本当、良い奴だよな」
私は思った事をそのまま口にする。
「まあ、俺はともかくとして大樹は本当良い奴だよ。あいつさ、今日ポロッと口にしてたよ。俺らの事、良い奴だとか言って守りてえとかなんとか。自分はとばっちり食ってるだけなのにな」
秀人は大樹が出て行ったドアをボーッと眺めながら呟いた。
それは普段のおちゃらけた大樹からは想像も出来ないような台詞だったが、なんか大樹らしいな、と妙に納得してしまう私。
「そっか。あいつそんな風に言ってたんだ。つか、あいつの方がよっぽど良い奴じゃね?」
私の台詞に、秀人は頷いてから答える。
「だろ? 俺も思わずそう言ったよ」
そして私たちは口々に、大樹は意外に細かいところに気がつくだとか優しい奴だよな、などと話していた。
「ところでさ、中西が望月さんや笹木さんもターゲットに入ってるみてえな事、言ってたけど、美咲にも何か言ってたか?」
秀人の言葉によって、土曜日にバカ西が言っていた台詞を思い出す。
確かにあいつは、茜や唯の名前も出していた。秀人にも言ったって事は、本気なんだろうか?
言い知れぬ不安が私を襲う。
私は思った事をそのまま口にする。
「まあ、俺はともかくとして大樹は本当良い奴だよ。あいつさ、今日ポロッと口にしてたよ。俺らの事、良い奴だとか言って守りてえとかなんとか。自分はとばっちり食ってるだけなのにな」
秀人は大樹が出て行ったドアをボーッと眺めながら呟いた。
それは普段のおちゃらけた大樹からは想像も出来ないような台詞だったが、なんか大樹らしいな、と妙に納得してしまう私。
「そっか。あいつそんな風に言ってたんだ。つか、あいつの方がよっぽど良い奴じゃね?」
私の台詞に、秀人は頷いてから答える。
「だろ? 俺も思わずそう言ったよ」
そして私たちは口々に、大樹は意外に細かいところに気がつくだとか優しい奴だよな、などと話していた。
「ところでさ、中西が望月さんや笹木さんもターゲットに入ってるみてえな事、言ってたけど、美咲にも何か言ってたか?」
秀人の言葉によって、土曜日にバカ西が言っていた台詞を思い出す。
確かにあいつは、茜や唯の名前も出していた。秀人にも言ったって事は、本気なんだろうか?
言い知れぬ不安が私を襲う。

