ふとバカ西の席を向くと、机に何も置かないまま椅子を後ろに傾けて落ち着きなく動いている。
後ろからだから表情は見えないけど、何となくイラついてんのは伝わってきた。
「せんせ、ちょっと俺、保健室に行ってきま〜す」
突然、バカ西がガタッと音を立てて椅子から立ち上がる。
「んじゃ俺、付き添いま〜す」
立川は軽いノリでバカ西に続いた。
気弱そうな教師は、相手がこの二人だからか他の奴でも同じ事を言うのかは分かんねえけど「あっ……、ああ。気をつけて行ってこいよ」と言って見送った。
どう考えても二人の行き先は保健室じゃねえよな。
恐らく爆発寸前のバカ西が状況の分かってない立川に木曜の事から事細かに説明でもするつもりだろ。そんで立川がどう動くか。
さっきので完全に秀人も標的にすんだろうな。
「秀人。ごめん」
秀人に対して申し訳ないと思う気持ちが、無意識のうちに口から出た。
左に居る秀人の方を向くと、ポカンとした表情でこっちを向いて口を開く。
「へっ? 何が?」
不思議そうに首を傾げて顔を覗き込んできた。
後ろからだから表情は見えないけど、何となくイラついてんのは伝わってきた。
「せんせ、ちょっと俺、保健室に行ってきま〜す」
突然、バカ西がガタッと音を立てて椅子から立ち上がる。
「んじゃ俺、付き添いま〜す」
立川は軽いノリでバカ西に続いた。
気弱そうな教師は、相手がこの二人だからか他の奴でも同じ事を言うのかは分かんねえけど「あっ……、ああ。気をつけて行ってこいよ」と言って見送った。
どう考えても二人の行き先は保健室じゃねえよな。
恐らく爆発寸前のバカ西が状況の分かってない立川に木曜の事から事細かに説明でもするつもりだろ。そんで立川がどう動くか。
さっきので完全に秀人も標的にすんだろうな。
「秀人。ごめん」
秀人に対して申し訳ないと思う気持ちが、無意識のうちに口から出た。
左に居る秀人の方を向くと、ポカンとした表情でこっちを向いて口を開く。
「へっ? 何が?」
不思議そうに首を傾げて顔を覗き込んできた。

