あの日、ぼくらは




もしここで抱きしめるのをやめたら未来が離れちゃう気がした。


「ごめん、気付かなくて…。俺、最低だな」


「そんなことないよ。あたしが悪いの。あの時
優斗はあたしのって言えなかった…」


「未来が悪いんじゃないよ。俺がダメだったの!」


全部自分のせいだと思っちゃう、未来の悪い癖。
俺はそんなことまでわかるんだ。
ずっと未来のそばにいたんだから。