彼と彼女の場合

「ちょっと座って休憩する?」

「いえ…大丈夫です」

「ごめんね。俺が驚かせたから」

「大丈夫です!ちょっと恥ずかしかったけど…」


キスと頭をぶつけたのどちらが?とか聞かないでおいてあげた。


「じゃあ行こうか。晩ごはん俺に任せてもらってもいいかな?」

「もちろんです!」


駐車場に戻って車で予約してあるレストランまで向かう。

今日はオフィスやホテルが入る高層ビルの一階にあるバイキング形式のレストランにした。

あまり高級でカッチリしたところだと彼女が気を遣ってしまうかもしれないから。

ここだとテーブルマナーなんてものは気にしなくていいし、いろんな話もできると。