今週末か。

俺はもちろんいいけど愛果は大丈夫なのかな?

確かバイト掛け持ちしてて土日も忙しいんじゃ…。

あ!もしかして誘われてるんじゃなかったりして…。
とりあえず返信しないと。
『もちろん大丈夫だよ』


これでデートの誘いじゃなかったら勝手に舞い上がって俺かなり痛い奴だよな…。

「相沢、顔ヤバイぞ」

隣で呑んでいる結城が呆れたように言う。

「うるさい!もともとこういう顔なんだ!」

「そんなに愛ちゃんからのメールが嬉しいのか」

「当たり前!」

「相当ハマってるな…」

「ふんっ!なんとでも言え!」

結城と言い合いをしているとまた携帯が震えた。

きた!!


『遊園地のチケットがあるんですが、一緒に行きませんか?』


きたー!!