「ひぃっ!」 そう言って逃げ出す男たち。 あたしは唖然としたまま、宮岸を見つめた。 「大丈夫か?」 あたしに知られたと言うのに、いたって冷静な宮岸。 その冷静は余裕からくるものなのか── 「大丈夫。助けてくれてありがと」 「たまたまだ。女がひとり、男二人組につれてかれたって聞いたからな」 なんでそれで宮岸が助けようと思うのか。 「助けて宮岸に得することないじゃん」