オレのパーカー着ろよ。





宮岸に腕を掴まれ、それを阻止された。



女子のうるさい悲鳴を聞き流しながら、彼を見る。



だけど特になにも話してはこなくて。



痺れを切らしたあたしは、



「なに?」



と聞いた。



別に、とか返ってくるんだろうな、なんて思ってたから



「……いや、その…」



少し戸惑っている彼が意外だった。