オレのパーカー着ろよ。




「……え?」



あたしたち兄妹────?



なんで?



首を傾げるあたしを見て、夏樹がポツリと呟いた。



「オレ、この間そいつらに会ったんだ」



みんなの視線は夏樹に集中した。



「そしたら、そいつら、同じ顔をしてた」



「双子ってこと?」



あたしが聞けば、夏樹はたぶん、と答えた。




「ひとりの方はオレのところに来ようとしたけど、もうひとりが止めてた」