オレのパーカー着ろよ。




「違う。絶対違う」



まるで自分に言い聞かせるような言い方になってしまった。



そんなあたしを、叶多は苦笑いしながら見つめた。



「でもな?」



叶多は屋上から見える景色を見た。



「宮岸玲於には────近づくな」




…………叶多?