オレのパーカー着ろよ。





あの日以来、しばらく夜は出掛けなかったが、もう大丈夫だろう。



あたしは、再び出掛けることにした。



「あれ?今日行くのか?」



「うん。もう、大丈夫だと思うから」



あいつのことはいちよ、お兄ちゃんには話しておいた。



お兄ちゃんも心配しているようで、学校に来るようになった。



「なんかあったらオレか、叶多に連絡しろ」



「わかった」



あたしはブルーのコンタクトをして、家を出た。