オレのパーカー着ろよ。

美亜side




目の前にいるのは、写真通りの男。



こいつが、隼人を─────。




考えるだけでイライラする。いや、もっと黒い何かが、胸の奥から出てくる気がする。



「久しぶりだな」




お兄ちゃんの低い声に、空気が変わる。




「shadowの総長だな?」



「覚えててくれて嬉しいねぇ」



ふっと笑ったお兄ちゃんだが、目は全然笑っていなかった。




「んで?そいつは?」




顎であたしを指したjaguar。



あたしは強く拳を握り締めながら、答える。




「隼人の姉。そして、総長の妹」