オレのパーカー着ろよ。






3対2。



勝算は…………ないに等しい。



それに、アイツらが何を持っているか、何をしてくるかがわからない。



せめて健吾達がくるまで、時間を稼ぎたいところだが…………



チラリと後ろのドアを見ても、来る気配はない。




ここは蓮が挑発にのらないように、注意しなくては。




「へぇ、冷静なんだねー、君」




右側に座る眼鏡をかけた男が、感心したように声を漏らす。




「まぁ、いつまでもつか、だけど」



左側に座る男が、オレをジッと見ながら言う。