オレのパーカー着ろよ。







みんなさっきまでお酒を飲んでドンチャン騒ぎをしていたとは思えないくらい、ピリッとした空気になる。



それはお兄ちゃんから放たれているオーラのせいなのか。




飲みすぎてしまったメンバーはいったんここで待機。



酔いが覚め次第西町に向かってもらうことになった。




「行くぞおめぇら!!」




お兄ちゃんを先頭にどんどんバイクが列をつくる。



まるで暴走をしているみたいだ。




「しっかりつかまってろよ!」




奏多の声にあたしは頷いて、腰に手をまわした。それを確認してから、奏多は出発した。