酒の缶の代わりに置いてあったのは、手作りのチャーハン。 玲於が作ったのだろうか。 それとも、健吾が? ラップがかったチャーハンを電子レンジで温める。 温まったチャーハンをスプーンですくい、口に入れる。 …………美味い。 この味付けは健吾だな、なんて思いながら無言で食べすすめる。 独りで食べるご飯は美味しさが半減する。 ────まてよ、 カチャリ…とオレはスプーンを置いた。