オレのパーカー着ろよ。







「―――玲於?」





声をかけられ、あのときの事を思い出していたオレはハッとして、笑う。





「ちょっと思い出しただけ」







それがなんなのか、みんなはわかっているからあえて何も言わない。



ただ、目の前にある倉庫を見つめている。










「これがオレ達の――――最後のケンカだ」