オレのパーカー着ろよ。





その瞬間、時が止まったかのように辺りが静かになった。


ちょっ……なんで静かになんのよ!



笑顔がひきつりそうになったとき、


急にうるさくなり出した。



ほっとしたのもつかの間



「……どっかで見た」



彼があたしを見て、呟いた。



「き、気のせいじゃない?ほら、あたしたち会ったばっかじゃん!ねっ?」



こんなのあたしのキャラじゃない!



なんて思うけど、我慢我慢……