中に入るにつれ、どんどん騒がしくなっていく。
壁に飛び散っている血はどちらのものなのか。
倒れ込んでいる奴等は、生きているのか。
─────わからない。
『玲於!あそこっ!!』
蓮が指を指したのは、校舎の踊場的なところだった。
jaguar数十人に対して、隼人と……隼人のお兄さんか?
見た感じ、二人は余裕そうに見える。
『どうする?行くか?』
『…………行くだろ』
オレが答えるよりも早く、真太郎は校舎の中に入っていった。
あの真太郎が急いでる?
それだけで驚いているのに、
『…………早く』
焦ったように言う真太郎にも驚いた。

