「んじゃ、今から美亜からの話な!」 お兄ちゃんはそう言って、あたしをみんなの前に立たせた。 みんなの視線は、あたしから……紙袋へ。 「今日は、みんなに渡したいものがあるの」 頭にクエスチョンマークを浮かべた彼らにあたしはふわりと笑う。 「隼人からの……プレゼントだよ」