そうしてあたしは倉庫についた。 そこには、もうすでに何人かの人がいた。 その中に真人さんの姿を見つける。 「真人さん」 声をかけると、真人さんはゆっくりと振り返り、笑った。 「あぁ、美亜ちゃん」 「早いですね」 「朝は比較的強いんだよ。ここにも一番乗り」 「さすがですね」 「まぁ、総長があれだしな」