玲於があたしの前からいなくなる━━━? 「嫌」 考えるよりも先に、言葉が出ていた。 これには自分でもびっくりで…… 「それ……」 玲於の手があたしの頬に触れる。 触れられている頬が熱をもって熱い。 上手く玲於を見ることができない。