オレのパーカー着ろよ。





「……っと、オレはもう行くわ。宮岸玲於の顔も見れたことだしな」



チラリと宮岸を見たお兄ちゃんに、宮岸は頭を下げた。



意外と上下関係をわかってるんだな。



お兄ちゃんがいなくなったあと、なぜか沈黙。



しばらくして、宮岸が口を開いた。



「……教室、入ろうぜ」



「……そだね」