オレのパーカー着ろよ。






ありえない、と言うかのように、宮岸はお兄ちゃんを見つめた。



「隼人が前に写真付きで話してくれてな。それ覚えてたんだ」



「……そうですか」


「あぁ。もう1人いるだろ?双子か?」



宮岸はうんと頷いた。


その顔は少し嬉しそうに見えたのは気のせいではないと思う。



「って、待ってよ。あたしだけ?あたしだけ隼人からなにも言われてないの?」



姉としてショックなんだけど。