オレのパーカー着ろよ。




お兄ちゃんは総長だけあって、バイクは派手で目立つし、その上スピードめっちゃだすし……。




正直、乗りたくないんだけど────



チラリと時計を見ると、残された時間は10分しかない。



……仕方ない、か…



「うん。お願い」




そしてあたしは急いで支度をすませ、学校に遅刻することなく行けたのだった。