美亜side



ガンッ!!


朝、大きな音で目が覚めた。


眠い目をこすりながらリビングのドアを開ける。




そこには、足を角にぶつけて痛がっているお兄ちゃんがいた。



「いってぇー…」




これが総長で本当に大丈夫なのか。