オレのパーカー着ろよ。




ふーん、と双子はオレ達に近づいてきた。



「shadowの篠原隼人を潰したのは、オレらじゃないけど……」



オレ達の横を通りすぎたあと、双子は振り返った。



「オレらがshadowを全滅させんの、おもしろそうだよな」



初めて間近で交わった視線。


黒髪なのは姿を消すためなのか。


黒い瞳は、なんでも飲み込んでしまいそうだった。




「冗談じゃねぇ!」



いまにもくってかかりそうな蓮を制する。



「……今はまずい」



それぐらい、わかるだろ?