「ものにあたんな」 「うっせー。わかってるし!」 わかってねぇからやってんだろ。 心の中で突っ込んでみる。 確かにやつらの情報はなにひとつ、ここではつかめていないから、イラつくのはオレも同じだった。 「とりあえず今日はかえ────」 「あっ、双子じゃん」 オレの声を遮ったのは、ひどく冷たい声。