オレのパーカー着ろよ。





賑わう街には目もくれず、オレたちは裏道に入る。



やつらがこんな目立つ場所にいるわけがねぇ。



それから一時間くらい捜したが、見かけるどころか、手掛かりすらつかめなかった。



「あー……くそっ!」



蓮が近くにあったゴミ箱を蹴飛ばす。



ガシャンと音をたててひっくり返った。