オレのパーカー着ろよ。




女子の群れの横を通って、校門から出ようとしたとき────



「あっ!待って!」


腕を引かれた。


驚いて振り向くと、女子の群れから腕が一本伸びていて、あたしの腕をつかんでいた。



「は?」



なに、この腕。