リンゴちゃんに恋をする




なんとか返事を済ますことが出来たぜ…汗



ってか林…だっけ?

コイツどしたの 笑



俺はシャーペンで彼女の背中をつっつく。


彼女は ビクゥっ として
後ろに振り向く・・・



おい、マジかよ・・・



大きな猫目でアヒル口…

いや、コレは八重歯でそう見えるだけだ…

眉を下げてこっちを見る彼女に



俺は一目惚れした・・・



「えっと、ひのだくん…?」


は?誰だよ"ひのだ"って

俺は"ひなた"だっ


「あ、さっきはありがと、ね…」

人見知りなのか、下を向いてお礼を言う彼女。

「いいよ、いいよ~あと、日向ね。でもさ、何考えてたの?笑」


ボケぇってしてさっ


「あ、ゴメン!…よくわかんないや…」

「ははっ笑」


笑顔で言う彼女は
少し考えて言った。


「挨拶するだけなのに…キンチョー、したんだと思うなっ」

おっ…奇遇じゃん


「あ、わかるソレ!俺も同じこと思ってた」

「お…仲間だ…!」


仲間って。


コイツ下の名前なんなの?


「林…何てゆうの?」

「えっ…//」



顔が一気に赤くなる林は

きっと男慣れしてないとゆうことを表す。



「か…かれん…」


かれん・・・


「漢字は?」


「華麗なる恋って書いて"華恋"」



なぜか
その子のニックネームを思いついた。


「華恋かぁ、じゃぁ俺は秀ねっ」

「しゅう…覚えとく」


覚えててくれんの?笑


「ヨロシクね、リンリン♪」





…―――――――――――――