*秀side*
「花火より林の方が綺麗だよ…あ゙ぁ~!気ん持ちわりぃ!!!!!!!」
朝から何を叫んでんだか俺は…
林と電話で花火大会の約束をしてから何日がたち
今日はその花火大会。
そして俺は決心した。
今日林に告白する。
んで、今はその練習中。
練習なんかしなくてもストレートに「好き」と言えばいいものの
そんなの恥ずかしくて言えない。
なんか俺…女子みてぇ…
俺は流した汗を洗うために風呂に入ろうとTシャツを脱ぐ。
ふと鏡に映る自分を見た。
そこには、だらしない寝癖とダラダラの汗をかいている、汚い俺が目を半目にしてこっちを見ている。
俺・・・
正直言ってダサ男じゃね?
