*秀side*




オッス!おら、秀!

なんつって。



いや、でも
そんくらいテンションあがってるのは確かだ。


だってよ?

花火大会、林と行くんだぜ?

好きな女とだぜ?


楽しみすぎでしょ♪





俺は今・・・



世界一運が良い男だ…!涙 





「ちーす!!」


俺は勢いよく教室の扉を開け
先に来ていた拓を殴る。←おい。



「いってぇなぁ…」


なんだよ、眠いのか?
リアクション薄くね?


「ちょっと聞けって!花火大会!ヤバいんだよ!」


俺は興奮しながら話を続ける。


「昨日さ、林を誘ってみたんだよ!そしたらさ、なんて来たと思う?」

「林誘ったの?やるじゃん!!」

「返事、なんだと思うでしょうかっ!?」


「ん~…アンタなんかと一緒に行きたくないわっお断りよっ!…かな」


冗談っぽく言う拓に俺は…


ラリアットぉぉおぉ!!!



「まぁでもお前のテンションからするとOKなんでしょ?」


自信満々に言う拓に俺はニヤリと笑う。



「よかったじゃん!!!」



そして、ハイターーーーッチ!!!!