眠った彼女はよく喋る





「高校の内容なんて全部頭ん中入ってんのに、1からやり直す意味がわかんねぇし。今だって家の仕事手伝ってんのに」



「…その発言、君、お坊ちゃまね?」



「お坊ちゃまじゃねーよ。普通に金持ちって言えよ。つか、珍しくねーだろ?ここ、金持ち高なんだから」



「それもそうか」




そう、俺が通っているのは金持ちが通う学校



校舎は無駄に広いしでかいし、グランドは


これでもかっ


ってくらい広いのが3つある



体育のときなんて、困る以前の問題だ




「君って、どこの会社の子?」


「……野崎」