涼川は、明るく笑ってベッドから降りた



それ以上、俺たちは特に話すこともなく、1階に戻った



受付へ行くと、真悟がヨロヨロとこっちへ歩いてきた




「放って行くなよー!」



「ナースとも関係持ってたのか?」



「…持つ訳ないだろ。一応跡継ぎなんだぞ俺」




……なるほど



そこは理性があるのか




「で、会えたのか?」



「…会えたよ」



「どうだった?」



「…なにが?」